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2016/07/12

基礎工事の欠陥

同じ住宅を建てるも施工の内容や精度によって品質や寿命・強度に雲泥の差が出てしまします。

 

まずは、基礎工事から見ていきましょう。

 

この場面は、基礎の底盤コンクリートを打設した後の状態です。1mほどの土留めブロックがあって、近接している基礎がえぐれた状態になっています。

 

この状態だと、えぐれている部分の地盤の地耐力が0に等しく少しではありますが、新しく建てているにもかかわらず不適切な施工内容と言えます。あとで、横から土を詰めても地帯欲の効果は殆ど得られません。

 

施工の順番としては、まず土留め工事を完成させて地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良を行い、初めて基礎工事を行う手順を踏むべきところですね。

 

工務店や施工会社は、もちろんプロですからプライドを持ってやってもらえば、なんらいうことはないのですが、残念ながら何も言わないで済んだことは、依頼物件ではありませんでした。

 

ちなみに、この基礎はほかの施工不良の指摘もあり、取り壊して作り直すことになりました。

 

皆さんも、信用することは大事なことですが、一生に一度の大きな買い物で後悔しなくて良い様に気をつけましょうね。

 

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イクスプラン一級建築士事務所
http://eqsplan.jp/
住所:〒814-0121 福岡市城南区
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2016/07/04

住宅診断 耐震診断 欠陥住宅 施工不良住宅はあなたの傍にある!

驚きと同時に、不安を覚える事があります。それも意外とあります。

 

前回も現在の建物は、金物に頼っているところが大きいとお伝えしましたが、その分金物が適材適所に配置されているか、そしてその場所に確実に施工されているかが建物の精度・耐震性・寿命に大きく影響してきます。非常に重要な部分です。

 

もちろん、重要な工程ですから役所の検査や保険会社の検査など受けて合格証をもらうことになっています。大事なところですから、重要な検査を義務付けられておれば、普通安心しますよね。

 

ところが、これが意外と盲点になっています。

 

今でもそこまで多くはないのですが、新築工事の際に第三者がポイントで建築主に代って現場を検査する工程検査をすることがあります。その中で、この構造金物の施工不良指摘が数件ありました。

 

昨年のことですが、添付写真の様にもっとも力が掛かる箇所に配置するホールダウン金物があります。これが10か所程度ありまして、配置はされているのですが、驚いたことにナットは差し込んであるものの締付が全くされてない状態でした。しかも、このホールダウン金物については全部でした。

 

深刻で残念なのは、この工程での役所及び保険会社の検査は、全て終わっており私が指摘しなかったらまず気づかずに内壁のボードを塞いでいた可能性が極めて高かったと思います。

 

こうなると、新築も中古もないですよね。同じ費用を掛けても雲泥の差があります。

 

新築工事の際の工程検査は、別予算になりますし躊躇される方もおられますが、身銭を切る事でしがらみのない正当な判断のもと良いものが出来るものです。

 

是非、新築の際は、第三者による工程検査をお勧めします。

 

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2016/06/21

福岡県耐震診断アドバイザー講習会参加

 

今日は、耐震診断アドバイザーの講習に参加してきました。耐震診断を行う度に思う事は、どの物件も傾向こそあるとはいうもののどれ一つ同じものはないなぁ~!という事です。そして、机上の理屈通りにはいかない現場ならではの判断に迷うことも度々あります。

 

専門家といえども、常にスキルの向上を意識しておかないと、自信をもって判断できません。

 

私の場合、定期的な講習と年に一回の5回程度のシリーズでの勉強会に出席するようにしています。知識の確認もあるのですが、情報交換で日頃気になっていることなどの相談などが以外と大事だったりします。

 

今回の熊本地震では、複数回の地震で耐えられるには今の補強の考え方だけでよいのだろうかという疑問がわきます。いくつか考えるところがあるので、近いうちに紹介しますがただ、私の中ではコストパフォーマンスが前提です。

 

いくら良くても100万も200万も余分に掛かるようでは、出来る人は限られてくる。そのように汎用性がないのであればあまり意味がない。何事もバランスですね!

 

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2016/06/18

住宅診断と耐震診断の違い

皆さん、最近、住宅診断とか耐震診断とかテレビや新聞で聴くことが多くなりましたね。

 

ところで、この「住宅診断」と「耐震診断」の違いは判りますか?もし、住宅の調査を依頼して何を知りたいのか混同して頼まれると、自分が知りたい情報でなかったりする場合があるので注意してください。下に判りやすくまとめておきますので、参考にされてくださいね。

 

 

住宅診断(ホームインスペクション)】

物の劣化状態や新築工事の施工精度・品質をチェックし、その建物を長持ちさせるために必要な箇所等のアドバイスを行う。構造に関することも設備・内装に関することも含まれるが、耐震性の計算等は行わない。

 

耐震診断/耐震基準適合証明書】

建物の耐震性がどの程度であるか診断し、必要に応じて補強箇所・内容のアドバイスを行う。但し耐震補強の設計は別扱い。また、耐震性を数値で表記するものの、設備や内装、耐震に無関係な劣化状態には触れないため、これだけで住宅購入の参考とはし辛い。

 

木造住宅であれば、住宅診断(ホームインスペクション)と耐震診断を組み合わせて利用することで、住宅購入の際の有効な判断材資料となり、建物の価値をより正しく伝えるものとなるでしょう。

 

起きた時では既に間に合いません。住まいは命を守ることが前提です。日頃から、事前の準備を行いましょう。

 

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マイホーム相談で人気の福岡にある一級建築士事務所のブログでは住宅診断の実例もご確認いただけます

福岡市の(株)EQSPLAN(イクスプラン)一級建築士事務所のブログでは、ご提供するサービス内容の詳しいご案内や実際にご相談いただいた事例をはじめ、日々の活動内容をご紹介しております。ホームインスペクションという言葉を初めて聞く方にも、当事務所のサービスがご理解いただけるブログですのでぜひご覧ください。
住宅診断は既に建設された一戸建て住宅をはじめ、建設途中の注文住宅にも対応しています。基礎工事に手抜きやミスがないか、既に工事が進んでいる部分についても早めのチェックにより軌道修正を行えるので、安心して暮らせるマイホームが手に入ります。
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