新築一戸建てをご購入される方へ「あんしん工程検査」
皆さん、こんにちは。
新築一戸建ての工程検査・建物診断(インスペクション)でおなじみ
EQSPLAN(イクスプラン)でございます。
毎日寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
これまで数回にわたり「あんしん工程検査」の様子をご紹介いたしました。
今回の現場施工を担当されている会社様は教育が徹底されており、
監督の方ともよくコミュニケーションが取れたので
とても良い現場環境だったと感じます。
そのため、現場は大きな問題は見られませんでしたし、
気になる点を伝えてすぐに修復してもらうことができ、
あんしんして住める素敵なお家ができたと思います。
ただどの現場でも同じような環境で施工が行われているとは限りませんし、
工程が進むにつれ、見えなくなる部分が多くなるので、
各工程ごとに第三者が客観的に、適正に施工されているかのチェックをすることはいつでも大事です。
一見指摘点が小さいものに思えても、
「指摘点」=「設計書通りではない」
「メーカーが定めた使用方法にのっとった使い方がされていない」
ということになりますので、
もし建設中に修正を行わなければ、遅かれ早かれ影響は出てきます。
それが、見栄えの問題だけではなく、ご家族の皆さんの安全を脅かすものになれば
なおのこと重要です。
弊社は第三者の立場から、
皆様の一生に一度かもしれない大きなお買い物の際に、
後悔なく、安心して新生活をスタートできるお手伝いをさせていただきたいと思っております。
こちらのリンクより
あんしん工程検査・新築一戸建て建物診断の内容ご確認いただけます。
これから新築一戸建てを購入するご予定の方、
もしくはすでに一戸建てをご購入された方、
何か少しでも気になる点があれば、お気軽にぜひ弊社にご相談ください!
それではまた!
(株)EQSPLAN(イクスプラン)一級建築士事務所
http://eqsplan.jp/
住所:〒814-0121 福岡市城南区
神松寺3-14-20-1013
TEL:092-862-8880
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住宅診断士(インスペクター)募集のお知らせ
皆さんこんにちは。
福岡を中心に建物の診断・調査に特化した業務を行っておりますEQSPLAN(イクスプラン)です。
この度弊社は、業務拡大と展開をすすめるにあたり、
インスペクターとして一緒に成長できる方を募集することになりました。
それに伴い、インスペクター募集説明会を開催いたします。
多くの方に安心してご参加いただけるよう
オンライン(ZOOM)での開催を予定しております。
設計の合間にできるお仕事をお探しの方、
物件調査したことを設計に生かしたいとお考えの方にお勧めです。
説明会日時:1月24日(月)10:30~11:30
説明会に関する詳しい内容は以下資料をご覧ください。
参加ご希望の方、
説明会やこの度のインスペクター募集に関するご質問は
説明会ご案内の資料に記載しております
電話番号・FAX・メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
皆様と一緒にお仕事できる日を楽しみにしております。
(株)EQSPLAN(イクスプラン)一級建築士事務所
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あんしん工程検査 第8回 (完了検査) Part.2
【新年のご挨拶】
昨年は、大変ありがとうございました。
2022年も今年も精一杯の対応をさせていただきます。
皆さまにとって明るく希望に溢れる1年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
株式会社EQSPLAN 社員一同
【工程完了検査 Part.2】
それでは本日は前回の工程検査の続きをご紹介いたします。
窓枠から見ていきましょう!
概ねきちんと処理されていましたが、
このように斜めに打ち込んであった箇所を発見。
拡大してみると、
このようにビスの頭部分が出てしまっています。
このような箇所がそのままになっていると
何かをひっかけてしまったり、
ふと触れたときに怪我をしたりしてしまう可能性があります。
ビスの打ち直し・修正をする必要があります。
クローゼットの取手が未設置です。
和室の敷居も未完成でした。
外の屋根部分をチェックしたところ、防水シートがはみ出ている箇所がありました。
きちんとした処理・調整が必要です。
脱衣所天井
点検口の蓋が電気盤に当たってしまい、開きません。
どちらかの位置を変更する必要があります。
点検口のような箇所は日常生活の中であまり開けることのない箇所かもしれません。
でも建物の健康を維持するためにはチェックを行う必要があり、
そのために点検口はあります。
でも設置ミスによって、肝心な時に点検口が開けないのであれば意味がありません。
引き渡し前にきちんとチェックし、調整する必要があります。
ユニットバス天井内
電気配線貫通部分の写真です。
きちんとテープで機密性が保持されていることが確認できました。
ダクトは問題なく正常に接続されていました。
ユニットバス天井裏ダクト貫通処理の様子です。
隙間ができてしまっているので
テープを使ってきちんと気密処理が行われるように指摘しました。
屋根裏
小屋組みは、劣化・腐朽・雨漏れ シミ跡などなく問題ありませんでした。
また断熱材も隙間なく敷かれています。
この写真の状態が本来保たれているべきお家の屋根裏環境です!
床下
こちらも本来は劣化・腐朽・水シミなども なく問題ありませんでした。
また断熱材も適切に固定されていることも確認できます。
総評
今回もいくつか気になる箇所がありましたが
すべて少しの調整を行えば改善するものばかりでした。
また修復工事の際にも新たな傷が入ってしまう可能性があるので
引き渡しの時まで細心の注意が必要です。
以上第8回あんしん工程検査の内容でした!
(株)EQSPLAN(イクスプラン)一級建築士事務所
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住所:〒814-0121 福岡市城南区
神松寺3-14-20-1013
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あんしん工程検査 第8回 (完了検査) Part.1
こんにちは。
福岡県の新築・中古住宅の建物診断でおなじみEQSPLAN(イクスプラン)です。
あっという間に12月も半ばですね。
本日はあんしん工程検査の最終回「完了検査」の様子をご紹介いたします。
完了検査は建物内部外部すべてをチェックします。
お家の広さにもよりますが、工程検査を受けてからの場合だと
約2時間の時間です。
ご紹介したい箇所が多いので、
工程検査第8回目は、2回に分けてご紹介いたします!
【外部】
全景
屋根も目視で確認し、整然と設置されているかを確認します。
敷地内
外構工事待ちの状態で、きれいに整理されています。
(※外構工事…家の外側の部分の工事。
例えば、塀・フェンス、門扉、駐車場、庭部分など)
こちら、地面から排水溝の掃除口が立ち上がっています。
外の地面は盛り土のため、雨などで踏み固められ、
約半年~1年後にはさらに地面が下がってくることが考えられます。
通常外構工事後にレベル(高さ)調整を行うことになると思いますが、
時間がたてばレベルが変わってくるため、
「レベル調整は地面の下がりが落ち着いてから行った方が良いでしょう」と
ご依頼者の方には提案させていただきました。
設備配管
配管を通している穴に隙間があります。
内側からはきちんと処理して塞いであるようですが、
手間のかかる作業ではないので、念のために
外側から塞ぐように指摘しました。
どの工程にも言えることですが、
「念には念を」、できる限り積極的に二重・三重の対策を心がけると
より一層安心して新しいお家での新しい生活を楽しんでいただけると思います。
こちらは雨水配管です。
地面から浅い場所に設置されています。
こちらの配管部分も後日の外構工事で埋めることになると思いますが、
上からの荷重で配管の破損の可能性が大いに考えられます。
そのため、埋め戻しは真砂土などを慎重に締め固めるようようにアドバイスさせていただきました。
配管内で問題がないか、
水道の水を流してテストをします。
この際に水圧が十分か、赤水など濁った水が出ないかを調べます。
こちらでは特に問題はありませんでした。
玄関部
こちらは玄関部分です。
外壁に汚れや塗膜の剥がれなどが見られましたので、
タッチアップを行うよう指摘しました。
玄関ポーチの床タイルです。
たくさんの浮きがみられました。
玄関内側部分も同様2か所で浮きが見られました。
タイルが浮いたままになっていると
浮きが原因で割れや剥がれが起きてしまう可能性があります。
また過去数回の記事の中でもふれましたが、
外部は特に雨などによる影響で劣化が進みやすい場所です。
浮いている場所に雨水が入ったりすると、タイルの下の部分からも劣化が進んでいきます。
こういったことをできる限り防ぐためにも
今の段階での補修をお勧めします。
【室内部】
各部屋で傾き検査を行います。
その際に「水平器」や「レーザー測定器」を使います。
数値は正常で問題ありませんでした。
キッチン
収納扉など設備もチェックします。
このように扉がかみ合っていなかったり、
建付けの調整が必要な状態のままであったりすることも多々です。
調整をお願いすることもそうですし、
こういう箇所は重みなどでまた将来下がってきてしまう可能性も考えられます。
建付けの調整は難しい作業ではないので
自分でできるようになるとばっちりです。
室内の水道も外と同様
水を実際に流してみて確認します。
流し下設備配管も問題ないかチェックします。
破損・水漏れなどなく問題ありませんでした。
洗面所・お風呂場
まず、浴槽、洗面所パッキンに問題がないかを確かめるために
水を溜め、一定時間置いて水量に変化がないかを見ます。
浴槽・洗面共にパッキンが正常であることが確認できました。
その後、排水の検査も行います。
こちらのお家では、少し排出速度が遅いように感じました。
溜めた水の量が少ないことによる水圧の問題かもしれませんが
念のためにメーカーへの確認を提案しました。
外部配管への排水の様子も検査します。
化粧台の袖部分に隙間があります。
このような隙間があると水やほこりが入ってしまいます。
また隙間が狭いため、掃除をしようと思っても簡単にできる箇所ではありません。
水が入ってしまうと水分がそのままで、壁紙・壁を傷めてしまう原因になります。
そのような手間、劣化原因を取り除くために
コーキングなどでふさいだ方が良いでしょう。
洗面所に設置してある吊り戸の写真です。
コーナー部が鋭くなっており
お住まいになられる方の身長によっては頭が当たってしまう可能性があります。
生活される方の目線に立ってインスペクションを行っていると
今後起こるかもしれない危険がたくさん見えてきます。
それが建物の施工不良の問題でないとしても、
気づいたことは報告書の中に写真付きでお伝えするようにしています。
以上、完了検査Part.1でした。
次回は最終回 完了検査 Part.2 をお送りします!
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あんしん工程検査 第7回 (外壁検査、内部ボード検査)
新築のホームインスペクションでおなじみのイクスプランです。
今回はあんしん工程検査(建築中の住宅検査)の第7回目の様子をご紹介いたします。
作業工程も残すところあと数週間の段階です。
作業場所は綺麗に整頓してあります。
それでは今回は
- 外壁検査
- 内部ボード検査
を中心に確認していきます。
外壁検査
遠くから見ると綺麗な状態でしたが、
やはり近くで見ると、このような傷が入っている箇所がいくつか見受けられました。
外壁は雨水や強い太陽の光から家の内部を守る大切な役割があります。
そのため、このような外壁が傷んでいる箇所があると外壁の役割が十分に発揮できないどころか
この傷みの部分から、劣化が始まり、お家の健康を損ねてしまいかねません。
そのため、このような傷がある箇所はすべて補修するよう指示しました。
特に地面からは見えにくい場所はなおのこと。
このような工程検査を利用して細かくチェックする必要があります。
外壁の固定が十分かどうかを確認します。
このように釘を打ち損じた場所があったり、くぎの面が完全に打ち込まれていない箇所もありました。
その場で修正してもらいました。
屋根も確認しました。
太陽光パネルがきれいに設置してありました。
でも、太陽光パネルの下の様子も確認したところ、
不要なビスが残っていました。
直接大きなトラブルを引き起こす原因にはならないかもしれませんが
きちんとチェックするように指示しました。
また、瓦袖隠し板金に傷がありました。
これも外壁同様、劣化が早まる原因になりますので
タッチアップ(修復)するようにお願いしました。
内部ボード検査
今度はお家の中の部分を確認していきます。
内部も引き続き整頓された状態が保たれています。
内部ボードも適切な間隔で固定されています。
しかし、よくよく見てみると、
ビスの頭が出ている箇所があったり、
ビスがボードのかなり端に打ってあったり…。
ボードの仕上げがきれいでないと
内装の仕上げなどにも影響が出てしまいます。
また、天井部分のボードは、固定が十分でない箇所がありました。
仕上げのクロスを貼った後では、このような施工不十分な箇所はチェックできなくなってしまいます。
またその固定不十分は、将来的に天井が下がってくるなどのトラブルの原因になる可能性もあります。
そのため、引き渡し前の、工程の段階でチェックし
調整することはかなり重要なことになりますね。
今回も小さな施工不良箇所が見受けられました。
すぐに修復できる内容とはいえ、
やはり見落としたまま、仕上げの工程に入ってしまうと
修復することが難しかったり、トラブルの原因になる重要なものです。
次回はついに最後!
あんしん工程検査(新築一戸建て工程検査)の
第8回目「完了検査」の様子をご紹介いたします。
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あんしん工程検査 第6回 (断熱・壁ボード固定・外部土台水切り固定検査)
こんにちは。
福岡・佐賀の住宅購入時のインスペクションでお馴染みのイクスプランです。
本日も引き続き、工程検査の内容をご紹介いたします。
今回第6回の工程検査は
・「断熱検査(天井面)」
・「壁ボード固定検査」
・「外部土台水切り固定検査」
の主に三つのポイントをチェックしていきます。
建設工程もかなり進んできました。
「土台水切り」
先回の工程検査の際に未施工だった箇所がありました。
先回の様子はこちらです。
防水シートの下端の部分がまだ固定されていませんでした。
「土台水切り」は外壁を伝って流れてくる雨水から土台を守る役割があります。
また外壁の内側と防水シートの間に入りこんでしまった雨水を外に流す出口にもなります。
そのため、防水シートの下端がきちんと処理されている必要があります。
今回それらが適切に固定されていることを確認できました。
「室内断熱材(天井)検査」
先回の壁断熱の部分でもお伝えしましたが、
断熱効果が最大限発揮できるかどうかは
「断熱材が隙間なく敷かれているか」です。
今回は天井部分。
天井は太陽の光を直接受けるところなので、
断熱材がきちんと敷かれているかどうかでかなり違いがでます。
この写真のように整然と敷かれていれば問題ありません。
でも、断熱材の幅が合わない箇所があったり
一部、隙間のある箇所がありました。
幅を修正し、きちんと隙間を塞ぐよう指摘しました。
「ボード固定検査」
内部の壁ボード部分を確認していきます。
固定間隔がきちんと守られているかを調べます。
でもビスがこのように飛び出ていたり
ビス固定位置が端に寄りすぎていて破損していたりしている箇所があったり
ビスが無い部分もありました。
これらの箇所はビスをうち増しするように指示しました。
また、ボードのカット面が破損していました。
このままだと
劣化により垂れ下がったり膨れたりとトラブルの原因になる可能性があります。
そのため、この部分のボードは交換するように指示しました。
以上第6回工程検査の内容でした。
次回の工程検査で今回指摘された箇所もきちんと修正されているかどうかも併せて確認します。
工程検査も残すところあと二回です。
段々完成に近づいていますが、まだまだ大切なチェックポイントはたくさんあります。
最後まで気を引き締めて
一つ一つを丁寧に確認してくよう心がけております。
その様子を次回もお届けいたします。
お楽しみに!
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住宅診断は既に建設された一戸建て住宅をはじめ、建設途中の注文住宅にも対応しています。基礎工事に手抜きやミスがないか、既に工事が進んでいる部分についても早めのチェックにより軌道修正を行えるので、安心して暮らせるマイホームが手に入ります。
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